地域別プラン(オセアニア)

たびせんのニュージーランド旅は、古来の自然、動物、そして、少数派に追いやられてしまった先住民マオリ族の生活と文化の体験です。安全・安心・癒しの楽園!グループでのご旅行もご相談ください。

案内人

DAIさん

DAIさん

90年に渡新。マオリとの絆を時間をかけて紡いできた彼だからこそ出来る手配が多くのお客様を魅了。
知識・経験・人柄・話術と文句なし。不思議なDAIさんワールドが旅を何倍も魅力的にしてくれます。

DAIさんからのメッセージ

たびせんの企画のNZ旅行では、NZ本来の自然を中心にご案内します。ですので、あまり聞いたことのない地名ばかりが登場してきます。というのもNZの旅行パンフレットによく登場する地名、それらは確かにとても面白いところです。が、それらはみな人の手によって作られたいってみればテーマパークの面白みです。私達がご案内するNZは、NZ古来の自然、動物、そして、少数派に追いやられてしまった先住民マオリ族の生活と文化の体験です。是非、一度お越し頂ければ幸いです。お待ちしてます。

    催行済み・モデルプラン(1)

    ニュージーランドほんわか日誌

    ダイ・イケダ(本名:池田大介、NZ在住26年)

    NZには4つのキーウイがいるのをご存知ですか?

    1番目のキーウイは、皆さんご存知のキーウイバードです。鳴き方が「キーウイ」と聞こえるところからキーウイバードと名づけられました。2番目は、これも皆さんご存知のキーウイフルーツです、形がキーウイバードに似ているところからキーウイフルーツと名づけられました。そして3番目は、NZ人のことをキーウイといいます。これは、前の首相、ヘレンクラークが演説の際に、「Hello we are Kiwi」といっていたところから始まります。ので、NZに住む人は、自分らのことを、NZ人といいません、キーウイといいます。と書くと大したことないように思われますが、自国民を動物にたとえるなんてNZ以外にないと思います。例えば、日本人が、「私たちは鶴です」とか、オーストラリア人が「私たちはカンガルーです」とはいいません。

    そして4番目が、キーウイハズバンドです。これは、NZに住むハズバンド(旦那さん)のことをいいます。キーウイのオスはとても甲斐甲斐しく奥さん(メス)、子供(すなわち家族)の面倒をよく見ます。ので、NZにいる旦那さんはキーウイのオスを見習いなさい、ということから言われるようになりました。なのでNZに住む旦那さんは家事をよくします。私の奥さんは日本人ですが毎日の料理は私が担当しています。昨夜は、肉豆腐ともやし炒めをつくりました。今夜は、鳥の唐揚げをしようかと考えてます。長年やってきていることなので料理自体は大変ではありません。マンネリといわれないよう献立を決めることがはるかに大変で、気付いたら献立のことを一日考えていたりします。(脱線しています)

     

    このようにいろいろとこの国に影響を及ぼしているキーウイバードは、そもそも今から約5億年前、南半球が南極を中心にひとつの大きな大陸だったころから生息しているそうです。大陸の名前はゴンドアナ大陸と呼ばれ、その地には、キーウイバードの他にダチョウ、エミュー、モア(先住民のマオリ族によって食べられてしまった体調3Mぐらいになる、昔、カップラーメンの宣伝にでていたダチョウの巨大化したもの)なども住んでいました。長い地殻変動によりゴンドアナ大陸からオーストラリア大陸が離れ、そしてオーストラリア大陸からNZ大陸が離れました。それに伴い、ダチョウはアフリカ大陸へ、エミューはオーストラリア大陸へ、そしてキーウイとモアはNZ大陸へとそれぞれ移り住んでいったのだそうです。そしてその頃のNZ大陸はといえば、国土全体がゴンドアナ大陸時代からのうっそうとした森林に覆われ、木の実は豊富、天敵動物もいないという、まさにNZは鳥たちの楽園だったそうです。

     そして今日、ゴンドアナ大陸時代の森林はもののみごとに刈り取られ、あたり一面牧草地と化してしまいました。もともとこの地にはじめて人類が訪れたのは今から1200年前、マオリと呼ばれる部族でした。彼らがこの地に到着したころからNZの自然破壊は始まったのですが、文明の違いと彼らのもつ宗教観(日本の多神教ににて、森や海などを敬うという思想)から、大きく伐採は行われませんでした。NZの伐採が本格的に開始されたのは1800年頃、イギリスを中心としたヨーロッパからの開拓者がたくさんこの地を訪れてからでした。彼らは、森を伐採し、牧草地と化し、海ではクジラやアザラシを乱獲し、川では砂金を取るため川の流れを変えてしまいました。そして、キーウイをはじめとするNZ古来の動植物の住まいはどんどん隅に追いやられ、今では、国土の15%ほどのところでしか生息できなくなってしまいました。

    私達がご案内するNZは、NZ古来の自然、動物、そして、NZではこれも少数派に追いやられてしまった先住民マオリ族の生活と文化の体験です。是非、一度お越し頂ければ幸いです。お待ちしてます。おっと、オーストラリアのことについて書くことができませんでした。すみません、こちらは次回にがんばります!

    2016年5月マガジンVol.13 掲載